全国工作油剤工業組合（全工油）は全国石油工業組合（全石工）との共催で，2012年10月11日（木）～12日（金）の2日間，チサンホテル新大阪（大阪市淀川区）で，「2012年度全国技術研修会」を開催した。
同研修会は両組合員の技術者を対象に毎年開催されており，化学物質の管理や規制，金属加工の先端技術，発電設備の最新情報など潤滑油や金属加工油に関わる講演と，2日目の午後には大阪造幣局の視察と潤滑油使用現場の見学を行った。
＜講演内容＞
1．「表面テクスチャを有するロータリ切削工具の摩擦低減効果について」 河田 圭一 氏（あいち産業科学技術総合センター）
2．「金属加工に用いられる界面活性剤 その機能と化学構造について」 小橋 仁 氏（日本界面活性剤工業会）
3．「難削材加工の考え方について」 關谷 克彦 氏（広島大学）
4．「最新工具による加工技術と工作油剤の影響について」 今泉 悦史 氏（オーエスジー）
5．「ガス燃料ピストン機関の最新情報について」 後藤 悟 氏（新潟原動機）
6．「中国・韓国・台湾の法規制関連について」 松浦 徹也 氏（産業環境管理協会） （’12 10/17）
